キャリアメールのアドレスは解約後再利用されているので要注意

先日とある相談を受けた際に派生した会話で、意外と知られていないということを実感したことがあったため、注意喚起も含め書き残しておきたいと思います。

もう使用されている人も少なくなったとはいえ、まだまだ身近に使用している人も一定数いて感心するキャリアメールですが、docomoであれば「@docomo.ne.jp」、auであれば「@ezweb.ne.jp」、SoftBankであれば「@softbank.ne.jp」となる、あのメールアドレスです。

このメールアドレスですが、例えばメールアドレスを変更したり解約したりした場合、保護期間という一定期間経過後は再利用され、赤の他人が取得できるようになります。
保護期間はキャリアによって異なりますが、大体半年程度という結構短めのスパンで使いまわされております。

つまりは、例えば重要なサービスに登録したメールアドレスが解約後のキャリアメールアドレスだったりすると、新たに取得したユーザーに読まれてしまいます。

私は数年おきにソフトバンクの契約をするのですが、その際に必ず解約時に取っていたメールアドレスが取れるか確認し取れるようになっていれば取っておく、というのをもうかれこれiPhone3GSの頃から14年くらい続けていて、取れるときもあれば取られているときもあります。

今現在は取り返しているターンで、一応自衛のために取っているだけであるため特段それを使用しているわけではないのですが、画像の通り、AppleIDにキャリアメールアドレスを設定してしまってそのまま解約した人のメールが今現在も届いてきたりします。

Apple領収書

氏名や住所等がダダ洩れです。
他にもいろいろ届いてきていて、運営に連絡して解決できるものは連絡して対応してもらっているのですが、Appleの場合はなかなか対応が厳しいためどうしたものかと悩んでいるので、これを見て心当たりがあるという方は私までご連絡ください。

ということで、今現在もキャリアメールを使用しているという方は、解約やメールアドレスを変更する際にはその前に一度登録されているサービスを確認してみましょう。
これからキャリアメールを使用するという方は、重要なサービスへの登録はできるだけ避けることをお勧めします。

 
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