Firefox 4 以降の標準設定で「BarTab」プラグインを実現 (2017/11更新)
Firefoxでタブを大量に開く人は、次回起動時にタブを待機させるプラグイン「BarTab」を使っている人が多いのではないでしょうか。
これ、ものすごく便利ですよね。
僕もこのプラグインはなくてはならないもので、Firefox 4 になってから、このBarTabが非対応になってしまったことが、アップグレードの障壁になってしまってました。
しかし、これを実現する機能が、実はFirefox 4 以降では実装されています。
とはいってもプラグインの全ての機能が実現できるわけではないのですが、例えば僕の「次回起動時に全てのタブを待機状態にさせる」という目的は果たすことができます。
同じように困っている方は、参考にしてみてください。
対応方法
下記の手順どおりに設定を行ってください。
- アドレスバーに「about:config」と入力、エンターキーを押し、「細心の注意を払って使用する」ボタンを押します。
- 上部のフィルタ入力欄に、「browser.sessionstore.max_concurrent_tabs」と入力し、エンターキーを押します。
- 下に出てくる「browser.sessionstore.max_concurrent_tabs」をダブルクリックし、ここの値を「0」に設定し、エンターキーを押します。
これで設定は完了となりますので、そのまま画面は閉じてしまって問題ありません。
今回は、起動時に全てのタブを非アクティブにするという目的だったので「0」としましたが、例えばここを「5」にすると、起動時に5つのタブが同時に読み込まれるようになりますので、好みに応じて設定値を変えてみてください。
困っている方のお役に立てれば何よりです。
[2017/11/14更新]
Firefox 8以降でこの設定は廃止され、現在では「browser.sessionstore.restore_on_demand」という項目を変更することで設定することができるようになっております。
この設定はデフォルトで値が「true」となっており、アクティブなタブのロードだけが行われるようになっているため、特に設定を行う必要がなくなりました。
なお、この設定を「false」に変更することで、再起動時に3つのタブがロードされるようになります。