iPhoneでゲーム未経験の私がなぜパズドラにはまったのかを考察する

iPhoneを使い始めて早3年と数ヶ月。
そういえば、iPhoneで今までゲームをやったことがありません。

そんな私が「パズドラ」こと「パズル&ドラゴンズ」をはじめたのが、およそ9ヶ月前。
驚くことに、9ヶ月間一度もログインしなかった日がありません。
どんなに忙しいときでも、最低起床・就寝時にはログインするという習慣がついてしまってます。

パズドラ通算ログイン266日目

スーファミから初代PS世代でRPG好きの私は、今までどんなに続けてゲームをやっても大体1ヶ月程度で終わってしまう感じで、9ヶ月も続くゲームなど今まで出会ったことがありません。
社会人になってからはすっかりゲーム離れしてしまいましたが、パズドラで久しぶりにゲームにはまり、そして今までのゲームをやってきた歴史の中でダントツで長期間プレイしたゲームということになってしまいました。

もちろんコンシューマゲームとは性質そのものが違うので期間で比較できるものではありませんが、なぜここまでパズドラを続けられているのか、この現象を一度ここで自分なりにまとめておきたいと思います。

言ってしまえば当たり前のことを文字起こししているだけかもしれません。
それほどゲームに詳しくもない者が書く記事と思っていただけるとありがたいです。
ステマ要素はありません。

無課金でも十分楽しめる

まず挙げるとすれば、これですね。

私がはじめようと思ったきっかけも、無課金でも時間をかけて頑張れば課金者並みに強くできるという事前情報があったからで、実際ここまでやってみて、それは証明されてます。

課金しなければあまり得ることのできない、ゲーム内通貨である魔法石(無課金者はダンジョン初クリアで限られた量だけもらえます)も、比較的短いスパンで発生するイベントのたびにユーザ全員にある程度の量が配られるため、継続さえしていれば魔法石はそれなりの量になり、課金者対象であるレアガチャも結構できます。

しかもイベントでは神といわれる超レアモンスターの出現確率が一気に上がるため、それにあわせてレアガチャを引けば、神もそれなりに揃ってきます。
この運要素に委ねられる部分が課金者無課金者で平等なのが(まあ実際内部でどうなっているかは別として)、無課金者が入りやすい一つの入り口なのかもしれませんね。

ソーシャルゲームは通常、ある一定のところまでたどり着くと、課金をしなければどうしてもクリアできない、という流れが組まれておりました。
ゲームもただでは作れませんし、お金がなければ運用できないのでそれは致し方ないことですが、パズドラはその概念を結構覆してしまったゲームなのではと思ってます。

ただ、これまで無課金でやってきて、ここまで楽しませてもらっているので、こないだお布施として250円ほど課金しておきました。あほみたいな微々たるものですけどね。。

スタミナの概念は遊びすぎの抑制になって良い

これはプレイスタイルによるので人によって異なりますが、私の場合はこのスタミナの概念はかえって良いと思ってます。

パズドラは他人と競うゲームではないので、自分のリズムでプレイすることができますし、私の場合は寝る前に一気にスタミナを使い果たし、昼にできる時間があれば昼やって、寝る前までに放置しておけばスタミナもそれなりに回復しているので、プレイサイクルが作れます。
ランクが上がってくると、丸1日放置していないと回復しないくらいのスタミナ量になるので、そうなった際にはさらにシンプルなサイクルを作れます。

ただ、ゲリラダンジョンと言われるものについてはその時しかできないので、移動中であればその時やるか、そうでない場合でどうしても外せない場合は普通にやってしまいます。
ダメ人間です。はい。

絶妙なバランス調整

プレイしていて多々感じます。
運営努力を学びました。

上述のとおり、無課金者でも超レアモンスターを手に入れる機会はそれなりに用意されてますし、モンスターのレベルを上げるための経験値を大量に得られるゲリラダンジョン出現イベントも頻繁に行っており、とりあえず続けてさえいればモンスターのレベルもそれなりの水準まで上げることができるようになってます。

お布施課金ユーザである私でさえ、今ではランクも200を超え、最大レベルのモンスターもそれなりの数になっているため、地獄級と言われる最高難易度のダンジョンもクリアできるまでになりました。

スタミナについてもそうですね。
スタミナはランクアップによって回復する仕組みにもなっているので、はじめの方のスタミナ量がないときであれば、ランクが非常に上がりやすいので、表示されているスタミナの何倍も遊ぶことができるようになってます。
すぐにスタミナ課金にもっていかないあたりはさすが。

時間がなかなか取れないなどで、とにかくその時に集中してひたすら回したい人や、早く神を揃えたい人は適度に課金をし、そこまでこだわりがない人は気長に無課金で続けていく、というすみわけができていると思います。

実際私から連鎖して10人くらいパズドラをやっている人がいますが、プレイスタイルはやはりバラバラで、例えば土日はゴルフでどうしてもできないという元上司は、適当に課金してやっていたりするわけです。

私は土日が暇な非リア充であるため、土日は何度か課金して回そうかと思ったことがありますね。はい。

絶妙な課金箇所

これは上記バランスに繋がりますが、課金箇所は絶妙だと感じます。

スタミナ回復やレアガチャもそうですが、モンスターボックスの拡張(モンスター所有数を増やす)や、コンティニューなど、「このタイミングだったらたしかに課金してしまいそうだな」と思わされるところに課金場面が盛り込まれます。
レアガチャも神が立て続けに出たりすると、もっと沢山やりたくなってしまうんですよね。

最高難易度のゲリラダンジョンなんかはノーコンティニュークリアはほぼ不可なものもありますし、そのようなところで「ここで一度だけ課金すればいける」という場面では、たしかに課金したくなります。

ただ、上記のようなダンジョンは現状1つとか2つしかなかったり、いずれそのダンジョンも新たに出てきているモンスターによって無課金ノーコンティニュークリアが実現できてきたりと、いいタイミングで無課金者にも希望を与えてくれるようなところは、開発・運営側の良心、うまさを感じます。

一つの発明なのかもしれない

ここまで書いていて思ったのが、まず、開発・運営側の努力、そして様々な要素が絡み合って絶妙な循環を生むこの仕組みは、一つの発明なのではないかということ。
言いすぎ感たっぷりかもしれませんが、課金者も無課金者もうまい具合に共存できていて、そこからまた新たなユーザをガンガン生んでいっている現状を見ると、この勢いはまだ続くと思われます。
上級者の方などからやることがないなどの不満が出ていることは確かではありますが、新たな施策は都度都度入れられてますので、今後もその動向に注目されることでしょう。

根本的なゲーム部分は、初心者でもわかりやすく入りやすいし、上級者にも新キャラによるパズルの新しいやり方への挑戦などができることから、今までにはなかったパズルという要素を入れ込んだことによる相性は抜群だと感じます。
ロード等でストレスを感じることもなく、サクサク進め、きりのいいところでやめられることもこのゲームの良さですね。

ソーシャルゲームで一番重要なユーザ数を増やすという仕組みを、このゲームは非常にうまく作っているのではないでしょうか。
ユーザがいなければ協力できるプレイヤーもなかなか出てきませんし、口コミ等による拡散も期待できません。
無課金者をうまく取り込むことにより、この拡散効果も非常に良い感じで出ているものと思われます。
実際私だけでも10名ほど巻き込んでしまってますし、この記事自体も一つの口コミになってますね。

とにかく面白いものを作って、課金色を可能な限り出さないように努力された表れでしょう。
一言でいえば、「まとまりが良い」。

2013年、パズドラはまもなく1周年を迎えますが、パズドラのさらなる発展と、パズドラを超えるゲームに出会えることを願いつつ、ここらへんで締めたいと思います。

 
以上、パズドラのスタミナ回復中の休日に非リア充が書いた記事でした。
持ち上げすぎ感ハンパないですね。
これだけ持ち上げても一銭も入らないので、最後にAmazonリンクでも貼っておこうかと思いましたが、全く意味がなさそうなのでやめておきます。

最後に皆さんに言いたいことは、こんな駄文を最後まで読んでくださいまして本当にありがとうございました、ということですね。感謝です。
それでは良い休日を。

 
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コメント: 2

 
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