ドコモ携帯からiPhoneに乗り換えて起こった数々の変化

iPhone 3Gが発売されて、もう2年になるんですね。

僕は、3G発売時には、iPhoneは買うほどでもないものだと思ってた人間でした。
そんな僕がドコモ携帯からiPhone 3GSに乗り換えて、もう少しで1年になるので、感想を含めつつ、変化を書き残しておきたいと思います。

ドコモ携帯で使用していた機能・サービス。

まず、自分がどのように携帯を使用していたかをわかりやすくするため、以下に箇条書きにしておきます。

  • 通話 (端末付属機能)
  • メール (端末付属機能)
  • メール:Google Apps (iモード)
  • 天気チェック (iモード)
  • 株価チェック・取引 (iモード)
  • 電車乗り換え案内 (iモード)
  • 目覚まし時計 (端末付属機能)
  • メモ帳 (端末付属機能)
  • 万歩計 (端末付属機能)
  • カメラ (端末付属機能)
  • ニュースチェック (iモード)
  • Twitter (iモード)
  • 2ch (iモード)

iPhoneでできないものはない。ただし、逆も言える。

結論からお伝えすると、僕の使い方であれば、基本的に、携帯でできてiPhoneでできないことはない。
(例えばiモード専用サイトを見るといったような、キャリアやネットワーク(IPアドレス制限など)に依存するようなものは、ここでは除かせていただく。)

ただ、ゲームなどをやらない自分にとっては、その逆も言える。
iPhoneでやっていることは、携帯でもできてしまうのだ。

スマートフォンの素晴らしさとは。

では、携帯に戻っても別に問題ないかと言われると、そうでもない。

僕はこの正体がはたしてなんなのかと、iPhoneをなんとなく触ることにした。
間もなくその答えは自然と出てきた。

iPhoneは、スマートフォンだ。
その名のとおり、情報をスマートに取り出すことができ、機能の実行も少ないステップで実行することができる。

例えば携帯の場合、Google Appsのメールを開くだけでiモードに繋ぎ、トップ画面から認証画面、認証後受信ボックス、そこからようやくメールが読めるわけだが、それがだいぶ過去のメールだったりすると、非常に大変だ。
iPhoneの場合は、標準搭載のメールアプリを立ち上げ、目的のアカウントを選択するだけでメールを読むことができる。
検索もよくできていて、スムーズに情報を取り出すことが可能だ。

ニュースチェックなども全て専用のアプリが用意されていて、基本的にワンタッチ、ツータッチで目的の情報までたどりつける。
Twitterのクライアントなんかは、これが無料なのかと思えてしまうほどの完成度で、PCよりiPhoneの方で見ているほうが、もしかしたら多いかもしれない。

携帯もiアプリで用意されているものもあるとは思うけれど、iアプリの場合、アプリを探す手間がiPhoneに比べてかかってしまうから、どうしても情報は探しやすいiモードに頼りがちになってしまう。
僕のような人も少なくはないはず。
なんとか探し出しても、それが有料だったりすると、なんとも言えない気持ちになる。

とにかくUIが非常によく考えられていて、様々な機能にストレスなく行き着き、実行できるよう統一されている。
これこそがスマートフォンなのだと、そう思わされた。

携帯にはない、機能のアップグレードがすごい。

日本の携帯では考えられないのが、OSのアップグレードだ。

不具合等によるアップグレードだけでなく、機能が増えてゆく。
これが無料で提供される。
今までの携帯の流れで考えると、これはあり得ない。

なぜならば、日本の商戦では、機能の追加は時期モデルでアピールする重要なポイントであって、それ以外にも、例えばわざわざ現行の機種に機能を追加することによって、不具合が出ることなどのリスクをまず考えてしまう。
そういった体質である日本の携帯には、とてもあり得ないことなのである。

そもそもiPhoneには、OS自体のアップグレードを除いても、アプリによって次々と機能を追加していける。
このアプリによる機能の追加も無料のものが非常に多数に渡って揃えられているため、これが「飽き」というものから遠ざけている一つの要因なのかもしれない。

しかも、無料アプリのクオリティーは、かなり高い水準にある。
無料の携帯アプリを見てきた自分からは、そう見えた。
激しい競争が繰り広げられているApp Storeならではのものなのだろうか。

ライフスタイルが変わる。

ここまで書いた以外にも、例えばiPhoneを持ってから、地図を持たなくなったり、スケジューラの使い勝手が格段に良くなったり、辞書いらずになったりと、ライフスタイルに様々な変化がみられている。

なにより、普段PCで見るサイトがストレスなくそのまま見れるという点は、大きい。
携帯でもできることではあるけれど、画面サイズに限界があるし、別料金がかかるし、使い勝手もiPhoneより良いものとは言えない。

ウェブもメールもその他も、PCの代替として自在に操れるこの端末。
少し大袈裟に言うと、ポケットの中にPCが入っている感覚とも言える。
実際、PCの電源を入れる頻度が減り、仕事で外出していても、簡単なメールの返信やサイトの確認はiPhoneで済ませられることから、急いで戻るようなこともなくなっている。

あと、これは予想外ではあったのだが、フリック入力がとても楽でかつ早く入力でき、今まで携帯で入力してきた方式が根底から覆されて衝撃を受けた。
もう、携帯の入力には戻れないと思う。
この入力方式を発明した人は、すごい。
十数年使い続けてきた携帯の入力方式が、実体のないソフトウェアキーによって、あっけなく、代わるものとなってしまった。

携帯に戻れなくなる。

僕は、iPhone 3Gが日本に上陸したとき、興味こそあったものの、携帯で全てできることをわざわざ乗り換えてまでやる必要がないと思ってた人間でした。

昨年、3GSが発売され、仕事でもiPhoneアプリを開発することになってから持つことになったわけですが、慣れた携帯でそれなりに情報収集等行っていた僕みたいなユーザなんかは、しばらく使ってみないと本当の素晴らしさがわかってこないデバイスなのかなとも思いました。
まあ、しばらくといっても、1週間も触ってればその魅力は相当わかってくるかと思いますが。

今ではもう、携帯に戻るという選択肢は、僕にはありません。

仕事で携帯アプリなんかを作っていると、テストで使用するストレート端末なんかはついつい癖で画面をタッチしてしまいます。
十字キーで操作するという概念が、自分の中から排除されてしまってると感じた瞬間でした。
携帯なんて十何年と使っていたのに、たったここ1年でこれです。
こういうスピードって、なんともすごいですね。

ということで、僕のように、携帯で十分事足りてると考えている人にも、十分おすすめできるデバイスといえます。
まだ触ったことのない方、一度触ってみる価値はありですよ。

      
 
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コメント: 3

 
  • 「携帯に戻るという選択肢は、僕にはありません」
    そのお気持ちすごくよく分かります。私は3Gが発売されて即座に手に入れたのですが、初めて操作した時の感動と興奮は、二年経っても忘れられません。それまでスマートフォンというとっつきにくい印象しかなかったデバイスが、すごく身近に感じられるようになった瞬間だと思っています。それ以降はiPhoneがあるのが当たり前の生活になってしまい、iPhoneが無い状態を思い浮かべることすらできないです(笑)

    確かにiPhoneは万能ではありません。ケータイの方が優れている点が多いことも否めません。それを鑑みても、やはり私もケータイには戻れないです。

    通りすがりのコメントでした。失礼いたしました…。

     
     
     
    • そうですね。
      おっしゃるとおり、iPhoneは万能ではありません。

      ただ、それら万能でないと思われる部分をかき消すくらいの便利さや楽しさがあるから、その万能でない部分というものが、それほど大きなものでなくなってきてしまう。

      iPhone 3Gが発売された時に2台持ちで備えていた人が、しばらくしてiPhoneのみへシフトしていったように、端末単体の実力が、ユーザ、そして市場をも変えていってしまう、そんな時代に突入しています。
      これが本来の競争なのかもしれませんね。

      貴重なコメント、ありがとうございました。

       
  • 私も3GSからのユーザーですっかりiPhoneを気に入ってしまった人ですが、うんうん、と頷くことの多い記事でした。なにより、フリック入力の下りとかはまさにそのとおり、とひざを打つほどです。こんなに入力しやすいうえに、入力するのが楽しいと思わせるのはなぜなんでしょうか。
    徹底的に日常のささいな使い勝手を研究しているAppleの凄みを感じます。