初めて2年間使用した携帯端末はiPhoneでした

iPhone 3GS


14年前、初めて持った携帯端末が、ドコモのシティフォン。
まだショートメールくらいで、Eメールもiモードもできないものでしたが、その頃はその頃で使う楽しさがあったのを覚えてます。

この14年間の中で、平均して年に1回のペースで機種変更をしてきました。
しかし初めてメインで持ったiPhone 3GSは、それほど我慢もすることもなく、2年間使い続けることができました。

ふと理由を考えてみたところ、Twitterでは収まりきらないくらいの長さになってしまったので、ここに書き残しておきたいと思います。

2年半経過した端末にも最新のOSを提供

まずこれが最大の理由としてぱっと出てきました。

iPhoneを持つまで、アップルのサポート体制のイメージは、「古いものは容赦なく切り捨てていく」というものでした。アップルユーザーの皆さん、すみません。
アップル製品はiPhone以外あまり使用していないので軽々しく発言できませんが、少なくともiPhoneに関して言えば、サポート体制は最高レベルなんじゃないかと個人的には思ってます。

2年半前に発売された端末のOSが、今なお最新の状態。
ガラケーではありえないことです。
Android端末にしても、同じことが言えるかもしれません。
3GSと同時期に発売されたAndroid端末がまだまだこれからのHT-03A(Android OS 1.6)なので、簡単に比較こそできませんが、はたして今後どれくらいのAndroid端末が同じことをできるでしょうか。

iPhone 4が発売されたときは、たしかに欲しいと思いましたが、触っていると、OSが同じでかつAndroidのように端末毎に派手にカスタマイズがされているわけでもないため、ソフトウェア的に違うという感覚が他と違ってなかなかかけ離れたものになりません。

やがてはバッテリーがへたってきて、かつ、そこらへんのタイミングでOSのメジャーバージョンアップにより、ようやく処理速度の限界を感じられるようになってきて買い替えを考えるようになるわけですが、その頃はちょうど2年が経っている頃なので、いいタイミングになっています。

2年縛りが常識になっている現在、2年以上最新OSのバージョンアップをサポートし続けてくれるアップルの姿勢は、非常に魅力的な要素だと個人的には思ってます。

大半のアプリが旧端末をサポート

2年半サポートしてくれているのは、OSだけではありません。
ハードウェアスペックが要求されるゲーム系アプリなど一部を除き、大半のアプリが旧端末をサポートしてくれてます。
デベロッパーもまだまだそれなりの割合を占める3GSユーザは切り捨てられないんでしょう。

ガラケーの場合はOSというか機種でばっさり切られていくので、このような現象にはなりません。Androidもガラケーのように機種毎にOSもハードウェアスペックもばらばらなため、通ずる部分はあるはずです。

上述のOSもそうですが、ここらへんが1つの会社で徹底的に統括されたメリットになるんでしょうね。もちろんそれによるデメリットもありますけど、そもそものコンセプトの違いなので、どちらがいいとか悪いとかは一概に言えません。

最新機種とほぼ同じアプリを使用できますから、iPhone 4が出ても、ハードウェアの進化をOSやアプリ側の対応によってなんとか自分を納得させることができ、「もう1年くらいは我慢できるかも」と思えてきてしまう。
消費者にとってはありがたいことだと思います。

難点を出すとすれば

そして、2年間お世話になったiPhone 3GSを引退させ、iPhone 4Sに変えたわけですが、やはりこれまでの機種変時とは違う感覚になりました。

OSもアプリも一緒なわけですから、今までと全く同じ使い方をしていくわけで、どうしても新鮮味という面では劣ってしまう。
ただそれは、使い勝手を変えさせることなく移行できるよう、アップルが粘り強く旧機種をサポートし続けたことによる賜物であり、ありがたく思わなければならない部分だとは思うのですが、どうしてもインパクトに欠けてしまうことは否めません。

とはいっても、3GSからの機種変なので、iOS 5系になって明らかにストレスになっていた動作のもたつきはサクサクになってストレスがなくなりましたし、カメラの性能は予想のはるか上をいくものだったので、非常に満足しています。
なにより、瀕死状態だったバッテリーを気にすることなく使えるようになったのは大きい。
後半はエネループ持参が必須でしたので。。
やはりインパクト云々以上に感じるメリットの方が圧倒的に大きいです。

自分的な視点での最大の難点とするならば、この本体の角ばったフォルムでしょうか。
これは慣れかもしれませんけど、3GSの丸みがかったフォルムは手にフィットしてとても使いやすかったので、実は4Sまで待った大きな理由の一つがこれでした。
発表されるまで予想されていたものは、丸みがかったフォルムだったんですけどね。。
次期iPhoneでは、この丸みがかったフォルムの復活をひそかに願ってます。

これからのスマートフォン市場

iモードの到来とともに携帯電話は情報端末になっていき、そして2008年のiPhone 3Gの上陸から、日本市場も本格的にスマートフォンへのシフトが進むようになりました。

僕も含め、スマートフォンを持つ前の人間は、ガラケーでできることと大差ないし、ガラケーで十分と思っているような考えの人がそれなりにいるかとは思いますが、スマートフォンを本格的に使うようになって思ったことは、そもそもスマートフォンというものは、ガラケーと比べて「~でできること、できないこと」という軸だけで考えるものではなくて、その名のとおり、いかにその機能や情報まで、スマートにアクセスできるかに重点が置かれたものなんじゃないかということ。

ガラケーのカメラは今現在も非常に高性能だし、オサイフもワンセグもメーラーもブラウザも一通りのものは揃っていて、スマートフォンほどとは言えないものの、基本機能としては引けを取らないという見方もできるかもしれません。
ただ、その機能や情報までにたどり着くまでの時間の使い方が変わってくるということです。

もちろんガラケーの方が早いという人も沢山いると思います。僕の周りにもいます。
ガラケーユーザーの方がまだまだ圧倒的に多いので、当然と言ってしまえば当然です。

ガラケーはガラケーで残り続けるとは思いますが、これからのスマートフォンは、もっともっとこのガラケーユーザーに訴えかけられる製品が出てくるんでしょうかね。
今もスライド式のテンキー付きAndroid端末とか色々工夫された端末が出てますが、しかし中身はそれほどカスタマイズがされてもいないので、まだまだガラケーユーザーにとって複雑に感じられる部分は多いと思います。

タッチパネルは銀行のATMなどで日常に結構溶け込んでいますから、もっともっとシンプルにしてあげられれば、ガラケー層にもすんなりシフトさせられるんじゃないかなあなどと思ってたりもします。
スマートフォンを持って「説明書がないから使い方がわからない」という声は結構聞きますから、カスタマイズ性に優れたAndroidにはこの層に対しても積極的に頑張っていただきたいです。

各メーカーが色々やっているのはもちろん承知の上で言ってしまってますが、成熟してきたこの市場の今後の展開の一つとして思ったことを書いてみました。
僕自身はカスタマイズできればできるほど嬉しいので、このシンプル化が大きくなりすぎては困る人間なんですけどね。。

2011年のスマートフォン市場は、ようやく出揃った感があり、端末を選択する楽しみができた年でした。
2012年のスマートフォン市場が楽しみです。

      
 
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